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英語マスターへの道

今年も大変お世話になりました(あと、アプリについて少々)

こんにちは。

今年もあと数日となりました。みなさんはどんな1年をすごされたでしょうか。

年末のご挨拶を書こうと思ってパチパチと文字入力をしていたら、スマホのアプリで聞いていたラジオ番組から、「英語学習用アプリ」に関する話が聞こえてきました。

それを聞いているうちにいろいろ書きたい事がでてきてしまい...急きょ方向転換して、今回は英語学習とアプリについて思う事を書いてみようと思います。

「道具」の成長スピードと「人間」の成長スピード

私は、アプリを始めとする最新テクノロジーを搭載した学習教材を使って英語学習をしたとしても、私たちの英語力に何か劇的な変化が起こる事は無いと思っています。理由は、今も昔も人間の成長スピードは変わらないからです。

例を挙げると、新幹線が開発されて、新潟から東京まで2時間で行けるようになりました。とてつもなく便利です。しかし、私たち人間が時速200kmで走れるようになったかというと、もちろんそんなことはありません。

自分の走るスピードをあげようと思うなら地道なトレーニングが欠かせず、これは今も昔も大きくは変わらないはずです。陸上競技をやっている人たちを見れば、何年もトレーニングを重ねて、厳しい競争を勝ち抜いて、タイムを10分の1秒とか、さらには100分の1秒単位で縮めるという大変な道のりです。

英語学習も同様だと私は考えています。と言っても陸上選手のようなハードトレーニングや競争が必要だということではありません。時間をかけて段階的に力を養うことが大切だと言いたいのです。

今は高性能の翻訳・通訳アプリがありますが、これは上記で言う「新幹線」にあたります。自分で英語を話さなくても、アプリのおかげで相手と意思疎通できるという大変便利なものです。本来なら英語習得のために必要だったであろう数百、数千という学習時間をすっ飛ばして外国人とのコミュニケーションを可能にしてくれる、すばらしい道具です。

一方で、自分が話せるようになるということは、自分の「走るスピード」を上げることに相当します。時間をかけてトレーニングをして、段階的に力をつけていく必要があります。1週間や1か月程度では、大きな変化は見込めません。

ここ数年、道具というかテクノロジーの進歩はすさまじいものですが、私たち人間の成長スピードは昔と大きく変わらず、ゆっくり、段階を経て進みます。

もし「自分が」話せるようになりたいのであれば、奇跡や魔法のような幻想は捨てて、長期スパンで地道に学習を進めることが大切だと肝に銘じてください。

メリットはあるが過度に期待しない

もちろん、アプリのおかげでゲーム感覚で学べるとか、スキマ時間を活かせるとか、人口知能を相手に練習できるとか、学習記録を残せるとか、自分が話せなくても通訳・翻訳してくれるとか、料金が安いとか、メリットはたくさんあると思います。

ただ、繰り返しになりますが、「自分が英語を話せるようになりたい」という人には、人間の成長スピードは自然界と同じで、時間をかけて段階的に進むということを肝に銘じておいて欲しいと思います。ことわざにも、”Rome wasn’t built in a day.”(ローマは一日にして成らず)とありますが、一つ一つレンガを積み上げていってください。

アプリもたくさんある教材の1つ、選択肢の1つとしてとらえて、過度に期待しないこと。それが結果的に英語習得の近道になると思います。

ということで今年もありがとうございました

さて、ここで話を年末のご挨拶にもどしまして、皆さま、今年も大変お世話になりました。年内の営業も終え、おかげさまで今年も無事、年越しを迎えることができます。

昨年は体調を崩してしまい秋に2か月休業してしまいましたが、今年は1年を通して健康で過ごせました。新しい生徒さんとの出会いもたくさんあり、とても充実した1年を過ごすことができました。感謝です。

新年も引き続き、生徒さんの成長に貢献できるようがんばっていこうと思いますので、これからもことばの両利き舎をよろしくお願いします。

新しい年が皆さまにとって素晴らしいものでありますように。どうぞ良い新年をおむかえください。

上田卓史
メイドインNIIGATAの国際人を育てる|ことばの両利き舎

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