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【中学生】が将来「英語話せるように」なる方法

『中学生』が将来「英語ペラペラに話せる」自分になるために~5つの鉄則

こんにちは。

本記事は、将来

「英語を話せるようになりたい♪」
「バイリンガルになりたい!」

という『中学生』とその保護者の方向けの記事です。

あなたは、

  • 「英会話を習っているが、上達しているのかな?」
  • 「学校の英語で成績が良ければ、英語ペラペラになれる?」
  • 「将来英語を話せるようになりたい。でも今のやり方でいいの?」

という疑問をお持ちですか。

本記事では、

「中学生」のあなたが、将来英語ペラペラになるために、「今から意識して欲しいこと」5つ

というお話をします。

  • 本記事の信頼性

この記事を書いている筆者は

  • 個人で英会話教室を運営している「英語・英会話」プロ講師
  • 日本生まれ日本育ちで、20歳に初めてアメリカに行くまで、英語は全く話せなかった
  • 中学・高校で「学校英語」、アメリカ生活で「生活英語」、英会話スクールで「教える英語」、国際企業で外国人との「ビジネス英語」など、足掛け【33年】英語と関わってくる。
  • 英検1級、TOEIC 985点

以上の経験をもとにこちらの記事を書きました。参考にしていただければ嬉しいです。



『中学生』が将来「英語ペラペラに話せる」自分になるために~5つの鉄則

勉強する際はなるべく「音読」や「手書き」をする

自分から「うまくなろう!」とすること

将来、

「英語を話せるようになりたい!」と

思っているのであれば、

自分から「積極的」「主体的」に学ぶ

ということが大切です。

と言ってもやることはとてもシンプルです。

口に出して言う」機会と
手を動かして書く」機会を

たくさん作ってね、ということです。

中学生になると、やらなければならない勉強の「量」も「質」も多くなります。

授業中にノートに取らなければならない量も多いです。

つまり、勉強が「受け身」になってしまいます。

先生が言ったことを「書きとる」こと「聞き取る」ことだけに必死になってしまって、自分から「積極的」「主体的」に学習しなくなってしまう危険があります。

「言われたことをやる」
「黒板の文字を書きとる」

だけの「受け身」の学習では、「英語をペラペラに話せる」ようにはなりません。

そこで、やって欲しいのは、

人を相手に」英語を使ってみる

ことです。

学校にいるALTの先生や、外国人の生徒、または同じ日本人の友達でもいいです。

英会話を習っている人は、英会話の先生に「自分から」英語を使ってみましょう。

声に出してみよう

ただ、そういった機会を作るのが大変な人もいると思います。学校の勉強だけで手いっぱいだという人です。

そういう人は、英語を勉強する際に

声に出して読む」すなわち「音読」をしてください。

または、英文を「書き取る」学習をしてください。

問題を読んで「次の4つのなかから正解を選びなさい」形式の勉強では、本当の力はみにつきません

問題集はあくまで「力がついているか?」を確かめるための道具です。

なので、できるだけ

今やっている単元の英文を「声に出してよむ」こと。

今やっている単元の英文を「書き取り練習をする」こと。

をやってみてください。

脳は「からだの動き」とつながっている

人間の脳は、身体の「動き」と切っても切れない関係にあります。

つまり、

「口を動かす」
「発声する」
「音読する」
「手書きする」

ことで、より深く記憶しようとします。

英語は半分『実技』科目と思ってくださいね。

かならず記憶に残りやすくなるし、理解も深まります。

【中学英語】はこの先の強固な〈土台〉

最近では、

英会話は【中学英語】で十分!

と言ったことをよく聞きます。

確かに、

日常英会話は【中学英語】の文法を使って話される

ことが多いです。

(ただし、使われている「語い」(つまり単語・熟語・お決まりフレーズ)の数は、中学校で習う英語の語いよりもはるかに多いです。)

【中学英語】をしっかりおさえることは、将来英語を話せるようになるために「必要不可欠」です。

と言っても、「偏差値70レベルの問題を解く!」とかは一切不要です

中学の「教科書」や「ワークブック」の内容を、しっかり理解して「使える」ようになることが大切です。

よりくわしく言うと、

「中学英語の教科書に出てくる日本語の文を見て、同じ内容の英文を言える

ようになってください。

100%完璧を目指さなくて大丈夫です!70~80%できれば十分です。

この【中学英語】という大切な土台を、テキトーにやってしまうと、この先英語で「会話」することになっても、表現のバリエーションが少ないし、応用もききません。相手の言っている事も「なんとなく」でしか分かりません。

なので、実用英会話の基礎となる【中学英語】はしっかりと勉強してマスターしておきましょう。

学校の試験は「正確性」重視と知る

Photo by Ricardo Arce on Unsplash

はじめに断っておきますが、学校のテストをおろそかにしてはいけません。しっかり準備してのぞみましょう。

しかし、そのうえで、あえていいます。

学校の試験は「成績」をつけるために、「点数」をつけたり、「正しい」か「間違いか」のどちらか、として英語をとりあつかいます。

しかし、現実社会では人とのコミュニケーションに「正しい」とか「間違い」とかはないです。

また、人とのコミュニケーションに「点数」もつきません

ひとつ例をあげてみます。

見知らぬ外国人が

「ワタシ、カイモノ、イッタ」

と言っているのを聞いたら

あなたはどうでしょうか?

「ああ、この人は買い物に行ったんだな」と意味は分かると思います。

もちろん「私は買い物に行った」と正しく言えるのが最高です。

しかし世界で、第二か国語をいきなり「100点満点」で話そうとする人はいないと思ってください。日本人は、良くも悪くも、完璧主義な面があります。

世界では、さきほどの「ワタシ、カイモノ、イッタ」の外国人のように、文法が正しくなくても堂々と話す人の方が多数派です。

もし学校で、

[問題]
次の日本語を英語に直しなさい。
「私は買い物に行った」

という問題があったとします。

正しい答えは “I went shopping.” です。

もし、

I went to shopping.”

と “to”を入れてしまったら、学校では必ず【減点】されます。

しかし、実際の外国人を相手にしても(発音が上手に言えていれば)意味は通じます

もちろん、正しい英語を言えることにこしたことはありません。私も、正しく英語を話そうと日々努力しています。

しかし、日本人はあまりに几帳面で、細かい間違いを気にするあまり、話せくなる人もたくさんいます。

私も昔そうでしたし、同じような理由で挫折する人もたくさん見てきました。

なので、

学校の試験は、「成績をつける」ために「正確性」を重視している。だから、【英語の成績】と【実社会での英語力】とは、「イコール」になるとは限らない

ということを肝(きも)に銘(めい)じておきましょう。

(ただし、テスト勉強はちゃんとしてくださいね!)

4つの時制を「反射的」に使えるように

【中学英語】でならう「4つの時制」とは、

現在形
過去形
未来形
進行形

です。

これらは「日常会話」では、かなり頻繁に使います。

自分が言うときもそうですし、外国人も良く使います。

なので、この「4つの時制」を習う【中学生】のうちに、それぞれがどんな意味になるかをきちんと理解すること。

現在形・・・習慣的なこと・よくすること
過去形・・・過去におきたこと
未来形・・・先のこと・予定していること
進行形・・・そのときまさに起きていること

そして、それらをできるだけ「反射的」に言えるようになること。これはもう反復練習しかありません。

将来自分の言いたいことを「英語」で「自由」に話すための《基礎》を築くためには【反復練習】が不可欠です。

この内容は以下の記事に詳しく書いてあるので、良かったら読んでみてください。

『英語』を使って活躍している【夢】を描く

最後にとても大切なポイントです。

「英語」は単なる道具です。コミュニケーションのための道具です。

あなたは、将来「英語をペラペラ話せる」ようになって、「何をしたい」ですか?

「どこで生活したい」ですか?

「どんな人と関わりたい」ですか?

それらを考えることに時間をかけましょう!

「日本と海外を行ったり来たりしながら2拠点生活♪」
「サッカーや野球、バスケ、テニス…などのスポーツ選手として外国でプレーしたい!」
「外国に移住して、現地の人と生活をしたい」

などなど。

「英語」ができたらそれで終わり、ではありません。

「英語ペラペラ話している」自分が、「どこで」「何を」しているか?「どんな」人と関わっているか?まで想像力をふくらませましょう。

そして、それが「【必ず】実現する」と強く心に決めましょう。他の人にどう思われるとか、何を言われるとかは、全く関係ありません。あなたの将来を決めることができるのはあなただけです。

まとめ

Photo by Rowen Smith on Unsplash

今回は

「英語を話せるようになりたい」
「バイリンガルになりたい」

という『中学生』への「するべきこと5つ」というお話のまとめです。

  1. 勉強はなるべく「音読」や「手書き」で
  2. 中学英語は強固な【土台】になる
  3. 学校の試験は「正確性」重視と知る
  4. 4つの時制は「反射的」に使えるように
  5. この先の【夢】を描く

という5つでした。

中学生になると、学校の勉強だけでなく、部活動や学習塾などもあり、とても忙しいと思います。中学三年生になると、高校受験で忙しくなり、メンタル的な負荷も大きくなると思います。

そんな中でも、将来、

「英語で自由にコミュニケーションする」
「バイリンガルになって世界で活躍する!」

という希望を、じっくりと確実に育てるためにも、本記事で紹介したことを少しずつでも意識して実行してみてください。

必ず効果があるはずです。

どうか焦らずに

「今自分にできることを、丁寧にしっかりとやる」

ことを積み重ねてください。

で、実際に何をやったら上達するの?

と思った方は、下の「自宅でできる〈英会話〉の自主トレ方法」の記事もぜひ読んでみてください。


ここまで読んで頂きありがとうございました。

記事執筆者:上田卓史 

教室HP:中学・高校生の英語・英会話|新潟
教室ツイッター:https://twitter.com/ryokikisha
動画教材:https://www.youtube.com/@user-ex9wz7yt8m

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