こんにちは。
「英語を話せるようになりたい」
「バイリンガルになりたい」
という中学・高校生とその保護者の方を全力で応援するブログです。
ふだん日本で日本語で99%の生活を送っているわれわれが
「英語」で『ペラペラに話せる』ようになるためには
日本語と英語の「言葉の順番」つまり【語順】を意識すること
が大事です。
今回はこの語順についてのお話です。
英語の【語順】を知ろう~中学生が英語/英会話をマスターするために
ことばの順番
例えば、
「私は 毎晩 テレビを 見ます」
という文。
これを
「私は/ 毎晩 / テレビを / 見ます」というように
単語でぶつ切りにしてみます。
次に、上記の分を英語にしてみると
“ I every night TV watch. ” となります。
正しい並びは
“ I watch TV every night.” ですよね。
英語と日本語の【大きな違い】のひとつが、この
「言葉の順番」
です。
英文の「あたま」と「胴体」
一番大きく違うのは
「主語」と「結論」
の場所です。
人体でいうと
「あたま」と「どうたい」
です。
大事ですよね。手足があっても、あたまとどうたいが無ければ生きていけません。
文章も同じ。
英語では、
まず「主語」そして「結論(難しく言うと述語動詞)」が来る
と覚えておいてくださいね。
さきほどの例では、
「私は」と「見ます」が主語と結論です。
それをまず英文にします。すると
「私は・見ます」
“I watch… “
となります。
そこから手足を追加していきましょう。
「~を見る」は “watch ~” だから、
「テレビを見る」なら “watch TV” になります。
まず「あたま」と「どうたい」を作ってから、手足を追加していく。
この基本をしっかり身につけましょう。
そのステップをすっ飛ばして、いきなり英語で言おうすると、語順がヘンテコになってしまったり、英文が口から出てくるまでに数十秒かかってしまったり、とにかく難しくなります。
日本語で「言わない」語があっても、英語では「言う」ことがある!
最後に、もう一つの例。
「今日、学校で眠かったわ…」
を英語にしたいとします。
この文の「主語」(あたま)は
「今日」
ではありません!
日本語では、わざわざ「言わない」ことでも、英語では
必ず「主語」(あたま)が必要です!
これを忘れずに!
「(わたしは)今日、学校で眠かった」
のように、(わたしは)が隠れています。
なので、主語は「わたしは」です。
では、文の「結論」はどうでしょう?
それは、
「~だった」です。
とすると、
「わたしは、眠かった」
“I was sleepy.” が「あたま」と「どうたい」です。
ここまでできれば、あとは手足を追加して完成です。
“I was sleepy at school today.”
ただやみくもに英文にしてみたり、当てずっぽうで英文を作るのではなく、必ず「あたま」と「どうたい」を準備してから英文を作りましょう。
さらに、
「中学生」に最適な英会話学習法
という記事も参考にしてみてください。
ここまで読んで頂きありがとうございました!
記事執筆者:上田卓史
英語・英会話講師
中学・高校生むけ英語・英会話:ことばの両利き舎代表