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英語学習に「近道」はあるのか?_もし中学生が将来、英語をマスターしたいなら

今回は「英語学習に『近道』はあるのか?」について書いてみます。

英語学習に「近道」はあるのか?_もし中学が将来、英語をマスターしたいなら

[1]Easy come, easy go.

英語を習得するには、「楽しく学べる」要素やモチベーション要素(「いつか英語を使って、映画に出てくるような生活してみたい♪」のような)が大切です。(私自身は外国への憧れ要素が9割を占めていて、英語学習そっちのけのまま留学してしまいました(-_-;)...当然、現地で苦労しました(笑))

英語のことわざに”Easy come, easy go.”というのがあります。これは「簡単に得たものは、簡単に去っていく」という意味です。「ローマは一日にして成らず」とか「継続は力なり」、「千里の道も一歩から」などと同じような意味ですね。

わたしは、英語学習も同じことが言えると思います。ショートカットキーは無い。もし「簡単に」「すぐに」得られたとしても、同じように「簡単に」「すぐに」忘れてしまうでしょう。試験勉強前の一夜漬けがそうですね。

もしくは、「簡単に」「すぐに」得られる場合は、何かしらの「副作用」が必ずあるはずです。

でも、だからといって英語学習が「苦行」である必要はないです。というか、ショートカットキーが無いからこそ、長い過程だからこそ、「楽しく学べる」要素や「モチベーションを保つ」要素がとてもとても大切になります。

[2]日本にいて英語を「話せる」ようになるための工夫

普段日本にいて、日本語で生活をしている私たちが、英語を話せるバイリンガルになるためには、上段で「楽しい」要素や「モチベーション維持」の要素が大切だと書きました。これはどちらかというと「心」の持ちようの工夫です。

それとは別に、テクニック的な側面、つまり「学習方法」の方を、どう工夫すれば良いのか?と考える小中高生やその保護者の方もおられると思います。

私が今までの留学時の経験、英会話講師としての経験、外国人の上司・同僚と一緒に仕事をした経験から、以下のサイクルが必須だと思います。

1.知識を入れる(インプット)⇒

2.たくさん実践できる環境(アウトプット)⇒

3.気づきと改善 ⇒ また1へ戻って繰り返す

この3つをバランスよく、かつ繰り返し何年も続けることができれば、日本にいても、十分英語が出来るようになるとわたしは考えています。

<2-1>インプット:知識を得る 

1つ目の「インプット」ですが、インプットだけの英語については、過去30年以上にわたって指摘されている日本の英語教育の問題点ですので、あえて言う必要はないと思います。

私が中高生のころの学校英語は、インプット98に対してアウトプット2くらいでした(あくまで私個人の感覚)。今は、さすがにここまでではないでしょう。それでも、50対50までは届かないのではないでしょうか。理想は50対50ぐらいか、40(イン)対60(アウト)だと思います。

もしお子さんにとって、学校で優秀な成績をおさめることや、高校・大学受験に合格することが重要である場合は、「成績のため」「受験のため」と割り切って学習するしかないです。そして、受験が終わってから「実用的」「実践的」英語を鍛えるという方法です。決して不可能なことではないと思います。

<2-2>アウトプット:人を相手にした実践練習

2つ目「アウトプット」ですが、これは最近(英語に限らずですが)重要視されてきています。

わたしたちって、まず頭の中に「自分の考え」があって、それを「話している」「書いている」と思いがちですが、実はこれ、半分正解、半分不正解だそうです。

わたしたちの頭の中は、自分で思っているほど、整理整頓されていない。混沌としていて、しっちゃかめっちゃか!...それが「話す」ことや「書く」こと、つまりアウトプットをすることで初めて、「整理」されて「まとまり」が出てくる。「秩序化」されてくる。脳科学的にそうなんだそうです。脳は身体あってのもの。習うより慣れってやつですね。英語というのは半分は知識、もう半分は「実技」科目だと、わたしは思っています。

<2-3>気づきと改善

3つ目の「気づきと改善」は2つ目の「アウトプット」と連動しています。実際に英語を使ってみて、相手の反応を見てみて、「気づいた」今の自分に足りない点を、「どうすれば」改善できるのかを発見して、それを実行することです。この「プロセス」を経ないと、ずーっと上達しないまま同じレベルに停滞してしまうことになってしまいます。

また、同じ相手・同じ環境でなく、異なる人や、異なる環境ですることも効果的です。

[3]3つのバランスと繰り返し

今お子さんの英語学習は、1と2と3のバランスがどうなっていますか?偏っていないでしょうか。もし偏っていたとしても大丈夫です。ほかの2つを頑張って、バランスを良くすればいいのですから。

わたしが英語の講師として、「本気でバイリンガルを目指す小中高生」を支援したいと思っているのは、この3つ目の「気づきを得て改善する」部分です。

「アウトプット」練習が必要だと感じる方は、低価格でたくさんレッスンを受講できる大手の英会話スクールを活用するか、または実際に留学をしてみるといいと思います。

「インプット」 が必要だと思う方は、学校の勉強や学習塾の勉強を頑張りましょう!

もしもお子さんが上記に3つのステップのうち、3つ目の「気づきと改善」の部分が足りないと感じている場合、ひょっとしたら私に何かお役に立てることがあるかもしれませんので、その際はどうぞお気軽にお問合せください(最後に自分の宣伝になってしまい恐縮です)。

[4]最後に講師の「思い」

最後までお読みくださってありがとうございました。私が英語を教える講師として大切にしたいことは、

「投資した時間、お金、労力に見合う成果を出してほしい」

「若いうちに成功体験を積むことで、人生を創っていくための「自信」「向上心」「挑戦心」を養ってほしい」

ということです。英語を話せるようになりたい、バイリンガルになりたい、小中高生の皆さん(とその保護者の皆様)、ぜひその夢をかなえてください!

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