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医療系英語を学ぶ

医療のお仕事

こんにちは。

最近、医療系の英語に触れる機会が多いです。というのも、今年は医療業界または医療のお仕事をされている生徒さんとのご縁に恵まれたからです。

医療業界向けITコンサルの方や、アメリカの大学の医学部で研究をされている方、そしてオーストラリアで看護師として働いていた方など。

また、他にも高校生の生徒さんで将来医学部を受験したいという人もいます。入試ではそこまで専門的な英語力は必要ないかもしれないですが、医学部進学後には医療業界で使われる英語の学習が必要になると思います。

OETとは?

生徒さんのなかで、

Occupational English Test】(通称”OET“)

という試験を受ける予定の方がいます。

この”OET“とは、英語圏の国で医師や看護師などの医療従事者として働くために、一定水準の英語力があることを証明するためのテストです。

これ、とにかく大変なテストです。実際に病院で使われる状況を想定した英語の試験で、専門用語だらけです。R, L, S, Wの4技能全部をテストして1回計3時間ほど。そして受験料がなかなかで、オーストラリアドルで1回587ドル、アメリカドルで一回455ドル。日本円(2023年10月現在)にすると...68,000円88,000円

頻繁に受けれるような料金ではないですね。

どんな英語?

私自身、医療は全くの素人ですので、知らない語もたくさんあります。

例えばですが、

“ulceration” = 潰瘍(かいよう)形成
“necrosis” = 壊死(えし)
“Debridement” = デブリードマン(デブリ、感染・壊死組織の除去)

など。

あと、日本語で聞いてもわからない語も(たまに)ありますし、また、単語の意味が分かっていても医療業界では違う意味で使われるようなケースもあります。

例えば、

“foreign body”

これは、 直訳すると「外国の身体」になります...外国の身体?と思って調べたら、これは「異物(いぶつ)」の意味で使われています。

また、

“dressing”

は、”dress”(身に着ける)という動詞のing形。これも「???」となって調べたら、医療現場での”dressing”は傷にまく「包帯」の意味だそうです。(ちなみに、野菜にかける「ドレッシング」もこの”dressing”です)

あと、”GP”というの略語も英語圏の医療業界用語のようで、これは”general practitioner”の略です。「一般開業医」や「一家のかかりつけ医」のような意味で使われるそうです。


まだまだ勉強不足で知らないことがたくさんありますが、この機会に医療系英語を少しずつ勉強していこうと思います。

ここまで読んで頂いてありがとうございました。


記事執筆者:上田卓史 
教室HP:中学・高校生の英語・英会話|新潟

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