Categories
ことばの両利き舎について

お陰さまで丸3年

石の上にも...

こんにちは。早いもので年度の最終月である3月を迎えました。

当教室は2021年4月に開業したので、3月末で丸3年経過したことになります。

中小企業庁のデータによると、個人事業主が廃業せずに3年継続する割合は、全体の約37%程度だそうです。つまり残りの63%は、開業してから3年以内に廃業するということ。

それを考えると「ここまで来れて良かった!」とホッとします。

3年目に入って少しずつお問い合わせを頂けるようになり、生徒さんの数も増えてきましたが、正直1年目と2年目は大変でした。受講してくださる方は開業以前にお世話になった知人・友人やそのお子さん、そして当時所属していた起業塾の塾生のみ。また、それだけでは足りないのでアルバイトをしながらなんとか食いつないでいました。そう考えると今の状況を本当にありがたいと感じます。

協力してくれた方々、受講してくれた方々、本当にありがとうございます。

「石の上にも3年」ということわざがありますが、ひとつの事を3年続けると、何かしらの変化や結果が出るというのは、私も経験上「本当にそうだ」と実感しています(ただ、石の上に3年も居たいとは思いませんが)。

3年ほどやってみたうえで、「この道は違うな」という区切りをつけて別の道に進むこともあります。ただ、それも含めて「3年」、日数にして約1000日、というのは一つの目安になるかなと思います。

余談ですが、人間の体質も3年で変わるのだそうです。主要な細胞が入れ替わるのにだいたい3年かかるのが理由です。なので「遺伝だから...」とあきらめていたことも、生活習慣を変えて3年継続できれば変えられるそうです。

ブレない軸を持ちつつ、適度にブレる

ただ、今の落ち着いた状況になるまで紆余曲折ありました。

最初は主に10代の子供や学生向けに指導したいと思っていましたが、そもそもどうやって集客したら良いかわからず、、、なので当時所属していたオンライン起業塾で、そこの塾生の方々にお声がけして、大人対象の英会話レッスンを始めました。

それからしばらくは大人向けに集客をしていましたが、これもうまくいかず。

近くのカルチャースクールにお願いして、自分の英会話クラスを持たせてもらえるようになったのですが、残念ながら人が全く集まらず、、、クラス自体が開講取りやめになった、なんてこともありました。

そんな紆余曲折あって、結局当初の予定通り子供や学生対象に戻しました。

振り返ってみると、自分の中に大切にしたい軸があったことで、多少ブレることがあっても初心に戻れたのかなと。または適度にブレたことで、かえって自分の軸をハッキリと自覚できた、とでもいうのか。

そして2年目の終わりから3年目に入ったころに、だんだんとお問い合わせを頂けるようになりました。何が効いたのかは分かりません。機が熟したのかなと。それまでやってきたすべての事が効いたのだと思っています。

結局、今は生徒さんの7割が学生、3割が社会人という感じで、結果的にいいバランスに落ち着きました。対面とオンラインの両方を活用しています。

資格を受け直そう

こちらに通う生徒さんには、「英語を話せる」力をつけてもらうと同時に、「資格」取得も目指してもらっています。コミュニケーションとしての英語と、目に見える形としての英語の両方ですね。

そして今年度は、講師である私自身も資格を受け直そうかと思っています。資格試験は、数年たつと問題傾向が変わったり、難易度に変化があったりするので、自分自身もそれに合わせてアップデートしたいなと。生徒にハッパをかけるなら、自分も同じことをできるようでないと説得力がないですよね。

山本五十六も「やってみせ、言って聞かせて、させてみて」と言ってますし。

ただ、何もせずに合格や高得点を取るのは難しいと思うので、事前準備をしっかりして臨もうと思います。

ちなみに、この3年での当教室の生徒さんの資格取得は、

【英検】
 ・準1級合格:1名(高1生)
 ・2級合格:3名(予備校生、高2生、中3生)
 ・準2級合格:1名(高1生)
 ・3級合格:2名(中3生、中2生)
 (※二次試験対策のみも含みます)

【TOEIC】
 ・680点(150点up):1名(大学生)

とこんな感じでした。

この先もどうぞご贔屓(ひいき)に

この4月から当教室も4年目に入ります。

冒頭の中小企業庁のデータによると、個人事業主が5年継続する割合は全体の約26%で、開業した人の約74%が5年以内に廃業するのだそう。

まだまだこれからも気を引き締めてのぞみます。

4年目以降も継続・成長していけるように、生徒さんの英語力アップ楽しい時間の創出を目指して引き続きがんばります。

みなさま、新年度もどうぞよろしくお願いします!



記事執筆者:上田卓史 

教室HP:中学・高校生の英語・英会話|新潟
動画教材:https://www.youtube.com/@user-ex9wz7yt8m

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です