こんにちは。
最近、AIに関するニュースで、プラス面だけでなくマイナス面も目にするようになりました。人類を滅ぼす可能性があるとか無いとか...本当なら恐ろしい話です。
私は、今の技術の進歩に全くついていけていません(笑)。というか、ついていきたいと思わないのが正直なところ。
というのも、ここ何年も技術の進歩そのものが目的になってしまっていて、私たちの生活が幸福に、豊かになったのかどうか?が置き去りにされていると感じるからです。
新しい技術が世の中に現れたことで、自分たちの生活が以前と比べて豊かに、快適になったのかどうか。その部分を振り返らずに、とにかく新しいもの、今までになかったものを追い求め、他国より先に、ライバル企業より先にと、ただただ先を急いでいるだけになっていないでしょうか。
先日、米ニューヨーク市で子どものAI使用を禁止するというニュースがありましたが、私も、子どもや若い人のAI使用には慎重になるべきだと思っています。まだ分別がつかず、社会経験の少ない段階でAIを頻繁に使用してしまうと、自分で思考・判断したり、行動したり、葛藤・悩みを許容したりといった基本的な能力が未発達になるのでは?と感じています。
心理学に関する様々な研究から、自分の人生に関して自己決定をすることが多い人は、そうでない人と比べて、「自己効力感」や「幸福度」が高いということが分かっています。
もし子どもの頃にAIを多用して、なんでもかんでもAIに相談して決める習慣ができてしまうと、自分で考えられず、決断できない人間になってしまいかねません。助けが必要な時にも、AIだけを頼ってしまい、周囲の人に必要な助けを求められなくなる可能性もあります。
そういったことをが重なると、社会と健全に関われずに孤立感も深まって、ますますAI依存度が高くなる。そうなると人生も薄っぺらいものになってしまうし、自己効力感や幸福度も低くなり、結局自分が苦しむことになってしまう。
長期にわたってAIが私たちにどんな影響を与えるかまだはっきり分からないからこそ、子どもや若い人の使用には慎重であるべきだと思います。
使うにしてもほどほどに。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
上田卓史
メイドインNIIGATAの国際人を育てる|ことばの両利き舎
Categories
慎重に、ほどほどに
